「他とは違う家にしたかった」というNさんは、高山さんの中学校の先輩でもあった高山さんに家づくりをお願いすることにしました。奥さまがイメージした間取りがあったので、それを元に構造上必要な柱や壁を追加しながら、設計を進めてもらったといいます。
印象的な小梁は高山さんからの提案で、大壁ながら木を見せるところは見せて、木の家に住んでいるという実感が沸く住まいにしてもらったとNさんは言います。
おかげで、「この家に入ると、木の香りがする!」と友達がくると必ず言われるそうです。
学校のように広々としたリビングですが、冬は暖かく、家に帰ると暖かさを実感するそう。
「サッシはlow-eガラスで、セルロースファイバーの断熱にしたことが効いている」とNさん。一方、夏は涼しく、小さなエアコンひとつで十分に家全体を涼しくすることができるそうです。
子供たちはダイニングテーブル脇のスタディスペースで勉強して、子供部屋に引き籠もらないのがいいとNさん。結果、普段は家族全員が一階で過ごされているそうです。
友達をたくさん呼んでも大丈夫な広いリビングと開放的な吹き抜けのあるNさんの家。笑顔が絶えない明るい住まいになったことは間違いないようです。