Ｙさんと高山工務店は、前の家のリフォームの頃からのおつきあい。これまでの家の改修を気持ちよく引き受けてくれていたといいます。築37年の以前の家は日当たりも悪く、地震の不安もあったことから、耐震改修しようかと思っていたＹさんでしたが、建て替えたらどうなると思い、高山さんに打診してみたところ、補助金を使って性能のいい家にされては？と長期優良住宅での建て替えを勧められたのだそう。
お父さんの代に依頼された仕事は、いまの社長である息子さんに引き継がれ、住まいも住み継ぐことのできるたしかな家への生まれ変わりました。
「他は見ていない。高山さんを信じてましたから」そう話すＹさんは、あまり具体的な要望はせず、ほぼおまかせでプランニングしてもらいました。景色がよく見れるように設えられた大きなサッシ、南だけでなく、北にも庭をつくってもらったのがとても気に入っているといいます。「畑ができたのがすごくうれしい」と奥様。家庭菜園というには十分すぎるほどの畑には、トマトやナスなどがたわわに実っていました。
住み心地をお伺いすると、「まず、暖かい。断熱が効いているが実感できる」とYさん。以前の家は寒くて夜お手洗いにおきていたが、この家になってから熟睡できるといいます。夏も涼しく、和室の地窓から風がよく抜け、昨今の猛暑でもエアコンもあまりつけていないのだそう。
「シンプルな設計は無駄がなく、収納もたっぷりと用意されているため、すっきりと暮らすことができる」と、Yさん夫婦は新しい住まいの住み心地の良さに満足そうなご様子でした。